アドセンス不合格の理由で最も多いのは写真の著作違反です

カノープス

Googleアドセンスのアドバイザーをおこなっているんだけど、不合格になるブログに画像の著作違反が沢山見受けられます。

学生

え！そんなに沢山あるんですか？

カノープス

診断させて頂いた10サイト中8件そのようなブログでした。

8か月程googleアドセンスの合格サポートをココナラで行っていますが、お問い合わせや購入者から相談が少なくても1週間に1回はあります。「何回申請しても通らない！」というのが圧倒的に多いです。

拝見させて頂くとほとんど（10件中8件）位の割合で、著作違反をしているサイトです。この記事では、知らない間にやってしまっている著作違反について記述しています。アドセンス記事をこれから書こうとしている方、これから申請しようと思っている方の参考になれば幸いです。

商品レビュー記事を書いている記事中
その写真を使う必要があるのか
著作の考え方
まとめ

商品レビュー記事を書いている記事中

著作権侵害とは、他人の著作物（イラスト、画像、テキスト、写真、音楽、動画、プログラム等）を無断で利用することを言います。他人の著作権を侵害した場合、著作権者から侵害行為の停止や損害賠償を請求されることがあります。また、他人の著作権を侵害したことについて刑事上の処罰を受けることもあり、罰金刑や懲役刑が定められています。
引用元：https://kigyobengo.com/media/useful/2118.html
（企業法務の法律相談サービス）

見出しにもあるように、「商品レビュー記事」を書いているブログに最も多いです。例えばアマゾンの商品画像を自分のブログに貼り付けて、「この商品の特徴はこうです。こういう使い方が出来ます」「この商品はオススメです」などと書いて画像を掲載するというパターンです。本来レビュー記事というものは、実際で自分で購入してその感想を自分の視点で解析して書くことが本来だと思います。

また商品説明もほぼコピペです。例えば、「価格」「内容や内容物」「キャッチコピー」などそのまま記述していますよね。

先日、診断したブログのなかに、商品写真が掲載されていたので、写真を右クリックして「Googleレンズで画像を検索」を行いました。なんと完全合致の写真が表示されました。掲載されている写真のサイトで対象となる写真を右クリック→ダウンロード。そしてブログ記事中の写真を右クリック→ダウンロード。ななんと！写真の名前まで一致していました。

アマゾンとアフィリエイト契約をしているならば、写真を使うことができますが、契約もしていないのに使用することはできません。もちろん他の販売サイトにある商品の写真を掲載するということはご法度です。その様な記事をお書きになりたいのならば、ASPとアフィリエイト契約をしてご自身のブログにコードを貼り商品レビューを記述すれば実現可能です。

但し、アドセンス審査においては、不利になる可能性が高いです。広告主（Google）からすれば自分の広告の面積が減るのですから考えてしまうと思います。だったらアドセンス広告じゃなくても他のASPでいいんじゃない！と思いますよね。

アドセンス審査におけるアフィリエイトの有無が合格に影響するかどうか？という問題については色々な意見がありますが、審査時には「なし」の方が好ましいです。どのレベルまでアフィリエイトリンクが許されているのかが不明だからです。

著作とは関係がないことですが、「商品レビュー」の記事については合格にはとても難しいテーマであると思います。何故かとい言えば、そのレビュー記事は既に他の方が書いているため記事があふれている可能性が高いです。ですので他のサイトとの差別化が必要になってくると思います。

その写真を使う必要があるのか

では、「画像引用でいいのでは？」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、もう一度原点にもどってその記事を書く必要性および、その写真を使う必要があるのかどうかを検証することも必要だと思います。写真の引用をするということは、その商品のレビューは本物ではない！ということだと思います。どこかのサイトを読んでその意見をまとめただけの記事であり、Googleの求める「記事の独自性」に反します。ご自身の体験談は書けないはずです。